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小松菜のカルテ
▪小松菜について
中国を経て渡ってきた在来種のカブが祖先種となって広がり、江戸時代にその一つが東京小松川で栽培されていました。これが名前の由来になっています。関東では冬を代表する青菜で、冬の間中作られるので「冬菜」とも呼ばれています。また、青菜は全国各地で作られ、寒い地域では鶯(うぐいす)が鳴き出すころに採れるため「鶯菜(うぐいすな)」と呼ばれる場合もあります。
▪小松菜の選び方
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葉の緑が濃く、肉厚でみずみずしいものを選びます。
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葉先が丸まらず、ピンと張っているものを選びます。
▪小松菜の保存方法
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濡らした新聞紙に包んでポリ袋に入れ、立てた状態で冷蔵庫の野菜室で保存します。
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余った場合は、固めに茹でた後、水気をよく絞って冷凍庫で保存します。
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日持ちが悪いため、食べきれる量だけ買うことをおすすめします。
▪小松菜の栄養
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カロテン、ビタミンC、カリウム、食物繊維など、いろいろな栄養素をまんべんなく含みます。
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小松菜はカルシウムやビタミンKも豊富で、歯や骨の健康を保ちます。
▪小松菜の調理方法
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根元の部分は、根だけを切って切れ目を入れた後に、よく洗って砂をきちんと落とします。
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茹でるときは、根や茎の部分と葉の部分を分け、茹で時間を変えて茹で過ぎに注意します。
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茹であがったら、鮮やかな緑を保ったり、アクを抜いたり、歯ごたえを残すために、冷たい水につけます。
▪愛知の伝統野菜
もち菜
2007年愛知の伝統野菜に追加。
昭和戦前から栽培されてきた奥三河天狗なすは、命名の基となる天狗伝説のある奥三河津具地域を中心に栽培されています。
形は名前の通り、天狗の鼻状の奇形果ができやすく、なすとは思えないほど愛嬌のある形です。普通のなすがマグロの赤身なら、奥三河天狗なすは大トロです。
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